クレジットカードの審査基準には3つの基準が存在し、
それぞれの頭文字をとって3Cと呼ばれています。
クレジットカードごとに設定された、これらの基準を満たした人にカードが発行されます。
このうち最も重要視されるのがCapacity(資力)です。いわゆる、定期的な所得がこれに
あたります。
実際は、所得を判別することは難しいため、住居の環境(持ち家、賃貸)などの
スコアリングと言われる得点表を元に計算が進められます。
ただ、これらの計算もクレジット会社によってことなります。
主にカードの発行主体によって、銀行系・信販系・流通系・その他に分類されます。
取得難易度もこの順番にあがるため、主婦や学生・フリーターは流通系の
カードを、会社員の場合は、勤続が4-5年以上であれば、銀行系をそれまでは信販系を
取得していくことをおすすめします。
その他の消費者金融系は、取得自体は無職でも取得可能になるものもありますが
利用限度額は低く抑えられています。
ただ、それでも審査に通らない場合は、別の対策が必要になります。
まず、審査に通らない場合理由は大きく3つあります。
1.申し込みに記入に不備がある。
2.基準に達していない
3.多重債務・支払い遅延の経歴
たいていの場合は1.が原因になります。誤字や記入間違い、記入漏れなどです。
申込書がいい加減な人は支払いも滞りがちになると考えられているため、
記入は、何度も見直し不備の無いようにすれば大抵はとおります。
この1.のみを重視するクレジットが一般的審査が甘いクレジットと呼ばれます。
2.の理由で、収入や勤続年数や居住年数が規定に達していない場合も
同様に審査にとおりません。あなたの状況に合わせたクレジットカードを選ぶか
収入向上や年数が経過するまではそのクレジットカードを入手することはあきらめた
方が無難です。
3.の情報について、個人信用情報機関に一定期間利用状況が保存されています。
この情報から多重債務、支払い遅滞にあたる場合は、カード発行が難しくなります。
多重債務の定義としては、総借り入れ総額が年収の50%に達している場合です。
年収300万の場合、借り入れが150万ある場合などがこれにあたります。
支払い遅延の定義としては、1ヶ月以上の支払い遅延が発生した場合、個人信用情報機関に
保存されることになります。また、1ヶ月の遅滞が3回以上ある場合は、カード発行が
非常に困難になります。
また、よく巷で耳にするブラックリストに掲載されている場合は、より深刻です。
ブラックリストとは、一定期間支払い遅滞を行った顧客の情報を登録したものです。
通称ブラック情報と呼ばれるもので、具体的には3ヶ月以上支払いが遅れた場合に
登録されます。
このリストに登録された場合、最低で5年間はリストから削除されません。
そのため、登録情報が削除されるまでは、カードの発行はまず
受けられません。
自己破産した場合も同様で、こちらの場合は、より長い7年から10年間保存されます。
もし、過去に上記の事項にかかる遅滞や自己破産を行った方は下記で自身の
情報を確認してみてください。
CIC(CREDIT INFORMATION CENTER)
ここで問題無ければまず審査でけられる心配はありません。
審査が甘い、甘くないにかかわらず、クレジットを入手できるでしょう。